7つのブーム:棟を並べ、甍(いらか)を争ふ

ストラテジストのいまを読み解くブログ | 2018/5/18 | 重見 吉徳

今日は、現在の金融市場に内在、もしくは付随する「7つのブーム」を提示します。これらが実際に「ブーム」ならば、十分な注意が必要です。

1. 流動性ブーム
2. 生産効率化ブーム
3. M&Aブーム
4. 自社株買いブーム
5. レバレッジ・ブーム
6. テクノロジー・ブーム
7. ETFブーム

次の図は、これらのブームが生じる経路を図示したものです。



これら7つの要素は、筆者のみがブームと判断しているわけではなく、金融市場の一部では、以前から盛んに議論されているものです。その一部については、今後、このブログでご説明したいと思います。

いずれにせよ、重要なポイントが3つあります。

1. これらはすべて、資本主義の自然な帰結である。
2. ブームは、その言葉の定義どおり、いつか終わる。
3. ブームは、思いのほか、長く続く。

日本の個人投資家は、十分な注意が必要です。①資産運用を長期の視野に立って考えることと、②分散投資を徹底することの2つをご提案します。